ダナンでタクシーを利用して感じたこと
今回の僕たちの旅行は実質2日間ダナンに滞在して、
ホイアンまでの移動や、市内移動などあらゆる場面で移動手段をタクシーにしました。
ここでは今回の滞在でのタクシー利用について
感じたことをまとめてみたいと思います。
ダナンのタクシーは3社をチェック
先に結論を言っちゃうと、これから紹介する3社に乗っておけば間違いないのかなと思います。どのタクシーもメーター確認で、しっかりと運転してくれますし、安全に目的地まで送り届けてくれました。
ビナサンタクシー
VUNASUNと車体に書いてあるのと、白いボディーに赤と緑のライン。
これがビナサンタクシーの特徴です。
一部のブログではビナサンを装ったぼったくりがいたとのことですが、
ボディの社名をチェックして乗りましたが、今回は一度もそう言ったタクシーに当たりませんでした。
ちなみに、宿泊していたホテルはビナサンの御用達のようで、
タクシーを手配すると必ずビナサンの車両がやってきました。
今回は大人5人での移動があったので、
毎回大きめの車両を手配してもらったり、探したりしました。
画像のような7人乗りがお勧めでしたが、
当然、小型車より初乗り料金は高くなります。
車体やダッシュボードのところに初乗り料金が
シールで張ってありましたので、確認すると良いでしょう。
マイリンタクシー
緑の車体が目立つのがMAILINタクシーです。
ダナン市内で見掛けるマイリンタクシーは後部座席のドアのところに広告を入れたりしている車体があるなど、他社とはちょっと違う感じがしました。
マイリンでも大型の車両を探して行き先を告げ、
メーターOK？の確認をして出発しました。
初乗り料金もビナサンとあまり変わらなかった印象です。
ティエンサタクシー
黄色い車体が目をひくティエンサのタクシーも、乗ってみた感触から言うと、
問題はありませんでした。
若干初乗りが安く設定されているようでしたが、
ほぼ他の2社と変わらない感じで乗れました。
ロッテマートやビッグCなど商業施設に何台も客待ちをしていましたし、
今回利用したのも、ロッテマートから市内に戻る為に乗車しましたが、
専用の乗り場に何台もティエンサのタクシーが止まっていました。
どのタクシー会社がお得か？
これは正直わかりませんでした。
確かに初乗りの金額が若干違っていましたが、
自分の想定内での予算で移動できていることもありますし、
最悪、日本でタクシー乗ったらと考えると、
多少割り増しでも別に腹も立ちません。（これは個人の感想かも）
たった2日間の滞在でしたが、
日中の気温も高く、体力も消耗されがち。
お子さん連れだったり、
体力が無い人との旅行だったり、
天気が悪くなったり、
等の事を考えても、上記の3社に乗って、
ダナン市内を動き回る分には、誤差として全く問題ない範囲かなと
個人的には感じました。
むしろ猛暑の中、タクシーが捕まらないほうが恐怖ですね。
仮に1人旅だったとしても、
バイクタクシーとかは使わずに、通常のタクシーを選ぶと思います。
英語が伝わるかはドライバーさん次第
ぼくが英語が堪能なわけではないのですが、
基本的には地図を見せてたり、住所を見せたり、
誰でもわかる場所の単語を言ったりすると、おおむね理解してくれましたが、
英語で向こうからどんどん会話をしてくるようなことはありませんでした。
しっかり地図を見せることで
今回の旅はトラブルになる事は無かったです。
英語が通じるかは、そのときドライバーさん次第という感じだと思います。
近すぎる距離は断られることも・・・
今回、利用したホテルがショッピングセンターにあるビッグCから
Googleマップで1キロ前後のところにありました。
自由行動していた同行者（女性）が、結構な買い物をしたようで、
荷物が重くなり、少しでも楽をしたいなーということで、
タクシードライバーに行き先を告げると、
「いやだ、他を当たれ」
的に断られてしまったそうです。
ドライバーの心理的に
1キロ程度ではあまりお金にもならないかもしれないので、
そんなときは上乗せした金額を提示してみるとか、
交渉をしてみるのも旅の楽しみかもしれないですね。
まぁ、1キロ程度歩けよといわれれば、それまでなんですが・・・ｗ
細かい紙幣を準備しておこう
市内で動き回るときは、大体50,000ドン〜100,000ドンくらいの幅で
タクシー料金を見ていました。
ホテルからミーケビーチとか、
ミーケビーチからハン市場とか、
ロッテマートからビッグCとか。
ローカル店舗での買い物や食事をしていてもそうなのですが、
100,000ドン紙幣より細かいお金を持っていないと、
割と嫌な顔をされたイメージがあります。
タクシーでは距離によって値段が変わると思いますが、
10,000ドン紙幣や、20,000ドン紙幣を財布に余裕を持っておいた方が、
支払がスムーズだと思いました。
くれぐれも100,000ドン以下の支払に、
200,000ドン紙幣や、500,000ドン紙幣は使わない方がいいですね。
僕は、
毎日ホテルでいやがられない範囲で、100,000ドンを崩してもらっていました。
タクシードライバーへのチップとおつり
何度もタクシーに乗ってますと、
当然メータでも、10,000ドンより更に細かい紙幣を利用する事になります。
スーパーなどでは1,000ドン単位の紙幣はきっちり出てくるのですが、
タクシーや露天などではあまり使いたくはないようで、
（手持ちがないのか、沢山あっても面倒なのか）
ちょっと嫌な顔をされたことが何回かありました。
しかも、タクシーでは、
おつりをくれるドライバーさんが、1,000ドン単位を切り捨てて
戻してくれたことがありました。
こんな感じです↓
62,000ドンのメーターに対して、僕の支払が100,000ドン紙幣。
ドライバーさんが30,000ドンまずはおつりをくれたあと、
「うーん・・・」ってなってもう10,000ドン戻してくれました。
よくわからずに、10,000ドンを受け取って、タクシーを見送って、
「あー。この1万ドン、そのままチップとして、もどしてあげればよかった。」
って思ってしまいました。
なので、もしタクシーの運転手さんにチップを上げるのなら、
仮に、62,000ドンのメータだったら、
70,000支払って、あとはチップだよとか、
10,000ドン以下の金額を切り上げて支払ってあげると
ドライバーさんも喜ぶと思います。（もちろんこんなことは任意だと思いますが）
日本円とベトナムドンの現地相場にすごく戸惑いましたが、
タクシーでは10000ドン以下はチップにしちゃうくらいが、
財布の中の整理も出来て、むしろよいのかなと思いました。
もちろん、1円でも安く移動しなければ
という感じであれば、アレですが、
慣れない土地での移動。
あまりストレスを抱えないように過ごせればいいのかなと
個人的には思っています。
僕も日本でも酔っ払ってタクシーにのったら
数十円のおつりをドライバーさんに「面倒なんでいいですー」っていって降りること。
ありますしね・・・・
そのほかのタクシーは危険か？
これも正直2日間では判断出来なかったです。
基本的に上記の3社しか乗らなかったのですが、
ホイアン観光をして20時頃になり、
タクシーを捕まえようと思ったけど、
どの辺にいるのかわからず、かなりうろついてしまいました。
うろうろしていると目立つ訳で、
「TAXI?」
と客引きをしているお兄さんに声をかけられました。
「君のタクシーはビナサン？マイリン？ティエンサ？」
と聞くと、
「どれも違うけど、大丈夫だ。友達はマイリンのドライバーだ。（意味不明）」
的に話されて、車があるところまで歩いて行きます。
会社を確認するのを忘れましたが、
メーターで戻りました。
21時のドラゴン橋が火を噴くのを見たくて、
「間に合うなら間に合わせてくれ」
とオーダーしたら、
結局は21時前には間に合わなかったのですが、
行きの45分よりも早い、35分くらいで到着してくれました。
状況的に、他の選択肢がなかったこともありますし、
タクシーが捕まらない不安から、そのまま乗り込みましたが、
あとから考えると他の3社よりもしかしたら、高かったのかもしれません。
でも高すぎるからオカシイだろう！的な金額ではありませんでした。
（いくら払ったかあまり覚えていません。ビール飲みすぎですねｗ）
そういう点では先の3社を探すのが間違いなのかもしれませんね。
他の方の情報もありますが、ホイアンからダナン市内は40万ドンくらいなのかなって感じです。リゾート系のホテルは市内よりもダナン寄りなので、もう少しお安いのでしょうね。
上手にタクシーを使って快適な移動を。
僕が無頓着だったのかもしれませんが、
今回のタクシーでは正直あまり、ぴりぴりした感覚で乗車をしていなかったですし、
メーターに表示された金額をそのまま支払いました。
日本でタクシーに乗っても、変なドライバーさんには出くわすことは
正直よくあります。（激怒したいドライバーもいますねｗ）
そういう意味でも、よっぽどのぼったくりにあわない限り、
旅の思い出でもいいのかなと思いました。
ネットの情報って、悪いものばかりが伝搬しやすい訳で、
昔はダナンもそうだったのかもしれませんが、
もしかしたら今は改善されているのかもしれません。
正直、不安の塊で到着したダナンでのタクシーでしたが、
ネットに出てくる悪質なモノには一切出会いませんでした。
（運がいいと言われればそこまでですが）
ぼったくられたという人の書き込みも
ホイアンーダナンとか多少の距離がからむものも多そうなので、
長距離であれば、ビナサン指定とかでも良いかもしれませんね。
個人的には、「メータ−？」
の声出し確認だけで嫌な思いは全くなかったので、
市内での移動であれば、じゃんじゃんタクシー利用でも良いかと思います。
だって、クーラー効いてますからｗ
いずれにしても、お金のやりとりを目の前でお互いに確認しましょうね。
ベトナム ニャチャンでもタクシー実際にのってみました！
参考にどうぞ。
ヒゲおじさんのマイルと旅日記
