ベトナムでeSIMを使ってみよう

皆さんは毎回海外渡航するときは、ポケットWifiをレンタルするでしょうか。
それとも、現地でSIMを準備するでしょうか。

僕は毎回、現地ではSIMを空港で手配したりしてました。
Amazonなどでも安いSIMが売られはじめたりで、
気軽に通信を確保出来るようになってきましたね。

今回のベトナム旅行では、僕のSIMフリーiPhoneXs Maxに搭載された、
e-simの機能を早速使ってみようと思います。

(具体的な使用感は旅行後にレポートしますね)

eSIMのメリット

ポケットWifiは物理的に荷物が増えます。
現地でSIMを手に入れるときは、アクティベート含め、多少の時間もかかります。
(それでも現地で買うケースが多いですが)
また、通販で事前に買うSIMは安い場合も多いのですが、
初期不良などのチェックを行うのには現地で実際に通信を行うしかありません。
安く買ったSIMが現地で使えないなんてのは、捨てたと考えても、割り切りはできますが、
あまり面白い物ではありません。
(もちろん、端末の設定も必要です)

e-simは物理的に端末にSIMを差し込むのではなく、
電子的にSIM情報を書き込む物です。

ですので、
事前に日本で購入設定したまま、今回の場合はベトナムに到着した時点で、
その国の通信網で同じスマートフォン(IPhone)が使えることになります。

無料Wifiへの接続を設定したりなど、手間がかからないわけですね。
これは便利だと思います。

iOS 12.1 以降を搭載した iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR

が必要条件になりますので、対象のiPhoneを持っている人はOSのバージョンを確認しておくのが良いでしょう。

eSIMを購入してみる

e-simを販売している会社はいくつかありますが、
ネットで調べて出てくるものや、今回のベトナムへの渡航を考えて、
今回は香港の3HK社のeSIMを購入してみます。

3HKのeSIMは世界20カ国で対応

なんと世界20カ国の都市に対応しているとのことで、
中国、マカオ、台湾、日本、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、オーストラリア、アメリカ合衆国、カナダ、イギリス、イタリア、スウェーデン、アイルランド、デンマーク、オーストリア、フランスと幅広い国々で利用できるとのことです。

現地の回線のローミングになるのだと思いますが、もしかすると都市のエリアではつながりにくい場所があるかもしれません。それを差し引いても広範囲のカバーだなと思いました。

様々なメリットがある3HKのeSIM

そのほか
138香港ドル(約2,000円)で10日間無制限でのデータ通信が可能となり、
追加のデータもオンラインで購入するだけ、
テザリングでの通信も問題が無く、1日の概念が通信している実際の日をカウントするので、
3日間などで通信を切ってしまえば、残り7日のまま他の期間で利用することもできるわけです。

しかも、トランジットなどで他の国に立ち寄っている時も現地SIMを別途購入する必要も無く、
非常にスマートで便利な使い方ができるようです。

今回はベトナム国内だけの乗り換えですが、
台湾経由でバンコクとか、香港経由でフランスとかのトランジットでも、eSIMがあればOKって事になります。

なにこれ、最高じゃない?

実際に3HKのeSIMを購入してみる。

では実際に購入してみましょう。

このページの「BUY NOW」をクリックして先に進みましょう。

138香港ドルだよ。
10日間データが使えるよ。このデータはSIMのアクティベーション後、90日間の間で使えるよ。
4G LTEで20カ国使えるよ。(今回はベトナムもOK)
アクティベーションしたSIM自体は180日効果があるよ(追加データは買えるよ)

と記載されています。
チェックボックスにチェックして次に進みましょう。

次にすすみますと、電話番号とパスワードを受取るEメールの入力、
及び指定の文字コードを手入力するようになっています。

ここでの電話番号は最初の0を日本の国番号+81に変えて入力しました。

080・・・・

の場合は

+8180・・・

というかんじですね。

【超絶注意】
できればPCで作業を行うことをお勧めします。
なぜなら、
このボタンを押して、メールを確認して、そのメールの中のパスワードを入力するまでの時間は
わずか60秒しかありません。

パスワードを入れてねの画面に遷移しますが、
実際僕は、メールが迷惑メールに振り分けられ、元に戻して、コードを確認して打ち込む途中で
60秒が終わってしまいました・・・・

入力するメールアドレスは瞬時に受信できるものとし、できれば、PC上で操作した方が画面も広く、おちついて設定が出来ると思います。

いやー。60秒って鬼だわw

パスワードが通れば、購入する自分の名前(英語表記がいいですね)
メールアドレス
カード種別
クレジットカード番号
有効期限(月/年)
カード裏面のCVC番号(アメックスの場合は表面)

を入力して決済を行いましょう。

VISA系のカードを今回は利用しましたが、
本人確認の3Dセキュアの画面に一度切り替わりましたので、
パスワードを入れて決済完了となりました。

はい。これでOKです。

指定したメールアドレスに、
今回の注文のレシートメールと、
設定用のQRコードが入ったメールが届きますので、確認して下さい。

iPhoneにeSIMを設定してみる

さぁ。準備はOKです。

Appleのサポートを見るとこのように書いてあります。

QR コードをスキャンする

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップします。
  3. 「モバイル通信プランを追加」をタップします。
  4. iPhone を使って、通信事業者から支給された QR コードをスキャンします。

eSIM をアクティベートするために確認コードの入力を求められた場合は、通信事業者から支給された番号を入力してください。

iPhoneをそのまま操作して、追加のボタンを押しますと、カメラが起動します。

QRコードを読み込むと「追加しますか?」のメッセージが出て、先に進むとアクティベートを開始します。

なにも迷うことはなかったです。

新たに登録した副回線にあたるものに名称を同時につけることもできます。
ここでは海外で使うので「海外用」と名称を設定しました。

いったんは海外用との通信を行わないため、
主回線をデフォルトとして使用を選択しました。

これで設定は完了。

設定が完了すると、日本のデータローミングを掴みに行きますので、
主回線、海外用の2つのアンテナが立ちました。

データ設定に戻り、旅行の当日まで、このSIMの通信を切っておけばOKですね。
あとは、ベトナムに到着したときに、ONにするだけで、この端末はすぐに使えるという事になります。

138香港ドル(約2,000円)は高いか?

この辺は判断が分かれるのかもしれません。

前回のダナンで現地購入したSIMは700円くらいでしたし、
通話SIMになると1000円くらいだった気がします。

今回はデータ専用SIMでSMSが使えると言うことですが、
やはり1日単位をコントロールできることが強みかなと思います。

実は今回のベトナム旅行から2ヶ月後にもう一回ベトナムに行くことが決まりました。

こうなると、4日間の旅行が2回分SIMの購入の手間がないという事になるので、
トータルするとお安く感じることも出来ます。

また、先に書いた、トランジットでの違う国での通信などを考えると、
格安なSIMももちろんひとつの選択肢ですが、
せっかく対応しているiPhoneを持っているのであれば、
一回試しに使ってみるのも悪くないのかなと思います。

具体的なつながり具合や、気付いたことはまた旅行から戻って追記します!

実際に使ってきました。その使い勝手や接続速度は?

こちらも是非あわせてご覧下さい。

ヒゲおじさんのマイルと旅日記

ポイントサイト経由でANAマイルだけでSFC修行完了。JGCも修行完了。たまにしかいけない旅行先のトピックとか徒然に書いてます。日々のポイ活・陸マイル活も細々と。WEB業界にひっそり生息しているおじさんです。